 1,250cm3・空冷・並列4気筒・DOHC・4バルブエンジン
- 空冷ならではの機能美を主張するパワーユニットは、排気量1,250cm3・空冷・並列4気筒・DOHC・4バルブ・フューエルインジェクション搭載エンジン。79.0mm×63.8mmのボアストローク、9.7:1の圧縮比に加え、吸気バルブの最大リフト位置角度(イベントアングル)、吸排気バルブのオーバーラップ幅(角度)を綿密に設定し、吸気効率を最適化。4-2-1エキゾーストシステムともあいまって、最大トルクを6,000r/minで発揮し、低速域からの幅広いトルク特性と中低速域でのパワーを獲得している。力強い吹け上がりのパワーフィール、リニアなレスポンス、そして極太なトルクを生かした豪快な加速性能。加えて大排気量ながらも4バルブマルチの利点を生かし、高回転域までストレスなく伸びる滑らかな回転特性も実現している。
サブスロットルバルブ付フューエルインジェクション
- 優れたドライバビリティを実現するため、サブスロットルバルブ付フューエルインジェクションを搭載。インジェクターは、プレート型のロングノズル・高ダイナミックレンジ型。エンジン回転数・スロットル開度などの情報をECU経由で反映させ、最適な燃料噴射を行う。さらに、より的確な燃料噴射のため、インジェクターをできる限り燃焼室に近づけ、それぞれのバルブに向けた角度でインテークマニホールドにマウントした。またスロットルバルブはメインのバルブに加え、モーター駆動によりサブスロットルバルブが作動。徹底したテスト走行から得られた実証データをもとに、ライダーが1:1のリニアな応答性を体感できるよう、緻密にバルブ開閉を電子制御。結果、高いドライバビリティとダイレクトなコントロール性を実現した。また、アイドルスピードコントロールシステムをあわせて搭載。安定したアイドリングを実現し、エンジン始動直後でも優れたドライバビリティを達成している。
- メインフレーム
- メインフレームは、高負荷を受けとめる高張力鋼管・38.1mm大径パイプによる、ダブルクレードルフレーム。さまざまな状況における良好な剛性バランスとともに、独自のオーソゴナルマウントによるエンジン懸架は、不快な振動の低減に寄与している。
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メッキシリンダー
- シリンダー内面にセラミック系のコンポジットメッキを施すことで高回転時にも優れた放熱性を発揮、フリクションロスを低減し、高性能化に貢献している。さらに、メカニカルなシリンダーフィンや左右に張り出したヘッドフィン、6段コアの大型オイルクーラーとともに優れた冷却効果を発揮し、安定したエンジン性能をもたらしている。
4-2-1エキゾーストシステム
- 優美な曲線を描く4本のエキゾーストパイプを、1番・2番シリンダー連結、3番・4番シリンダー連結の2本にまとめ、さらに1本に集合させる4-2-1システム。各エキゾーストパイプの管長やサイレンサー膨張室、パイプサイズなどの最適化による優れたトルク特性に加え、排気効率アップを図るEXUPを搭載。また、低く太いエキゾーストノートが特徴のサイレンサーは中低速の力強さ、中高速域のシャープで伸びのある豪快なパワーフィーリングに貢献するとともに、精悍な外観をより印象深くアピールしている。
- 優れた環境性能
- クリーンな排出ガスに寄与する、ソレノイドバルブ駆動のエア・インダクション・システムを搭載。シリンダーヘッドにエキゾースト・エア・インダクションのノズルを配置し、各排気ポートに2次エアを導入することで排出ガス中の有害物質を削減している。さらに排出ガスをよりクリーンにするため、O2フィードバック制御の三元触媒を装備。最適な燃料供給を行うフューエルインジェクションとの相乗効果で、優れた環境性能を達成している。※平成19年国内排出ガス規制に適合
43mm大径フロントフォーク
- インナーチューブ径43mmの大径フロントフォークは、フルアジャストタイプ。減衰力特性を最適化することでスポーティな走行性を実現するとともに、しなやかな吸収性による車体の安定性がシャープな切り返しや倒し込み、ブレーキング時の良好な車体バランスに貢献している。
- イモビライザー機能
- いたずらによるエンジン始動を困難にするイモビライザー機能を標準装備している。(インジケーターランプは約24時間後、自動消灯しスリープモードに入りますが、イモビライザー機能は作動し続けます。)
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オーリンス製リアサスペンション
- 専用セッティングを施した、オーリンス製2本式リアサスペンションの最上級モデル※を装備。ワイドレンジ・コンプレッションアジャスターを装着し、20段の圧側減衰調整が可能。ライダーの好みに合わせたセッティングにより、優れた操縦性と乗り心地を実現している。さらに内径49mm・大容量のリザーバータンクはフリーピストンの作動量を減少させ、ストロークに対するガス圧変化を最小限にとどめることで、高い応答性と温度の変化に影響されにくい機構となっている。また、きめ細かなセッティングを可能にするカーボン樹脂のイニシャル調整シングルナットは、専用の車載工具で調整が可能。加えてアルミ製シリンダーや高弾性ラバーブッシュ装着などにより、サスペンション本体の高い性能とあわせ、市街地・ワインディング・高速道路などで、トータルとしての良好な車両バランスに貢献している。※2008年12月現在。ヤマハ発動機調べ
- 軽量ホイール&アクスルシャフト
- 板厚を最適化した中空3本スポークホイールは、リム部とハブ部を最短距離で結んだストレート形状とし、強さと軽さを両立。またリアホイールはコンパクトなパーツを使用、ホイールまわりの軽量化につながっている。アクスルシャフトは、フロント・径22mm、リア・径28mmの高剛性かつ軽量な中空タイプ。バネ下重量の軽減に貢献している。
アルミ製リアアーム
- アルミツインチューブの角パイプを使用。シャフトまわりの高剛性にあわせ、ピボット付近にも補強プレートを溶接するなど、バランスのとれた高い剛性により高負荷への許容度を高め、軽快なハンドリングに貢献している。
- 専用ラジアルタイヤ
- 専用セッティングのラジアルタイヤを装着。サイズはフロント120/70ZR17M/C( 58W)、リア180/55ZR17M/C( 73W)。タイヤ、サスペンション、車体、トータルの剛性バランスを徹底的に造り込んだ。ロードコンタクトに優れ、リニアな応答性・過渡特性により、優れたハンドリングとスポーティな走行性に貢献している。
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フューエルタンク
- 大型フューエルタンクは、シートとのつながりをよりスムーズにする、後方をグッと絞りこんだデザイン。さらにサイドからのシルエットは躍動感に満ちたフォルムで、XJR1300ならではの研ぎ澄まされた美しさと存在感を醸し出している。また、ヤマハレーシングイメージのダークパープリッシュブルーメタリック Lには、スポーツイメージを主張する赤いストライプをあしらった新デザインのチェッカーパターンを採用。加えて、精悍なブラックメタリックXをラインナップ。ヤマハ独自の高品位塗装ミラクリエイトとあいまって、ビッグネイキッドらしい迫力と造型美をきわだたせている。
テールデザイン
- 「Z」型の窪みをもたせたサイドカバーは、スリムな形状で、乗車時のホールド感を高めている。大型タンクからシート、そしてテールカバーにいたる量感に満ちたラインは、まさにメリハリの効いたグラマラスな曲線美を描き出す。さらに2灯式丸形のLEDテールライトが、印象的なリアビューと高い被視認性を実現している。
ライダーズシート
- 居住性とサポート性の最適バランスを目指し、スポンジの硬度・弾性・形状を最適化。走行時のフィット感を高め、優れた乗り心地に貢献している。また、やや前方(フロントアクスルシャフト側)へ配置したハンドルグリップ位置により、スポーティなライディングポジションを実現した。
高剛性リアブレーキ&キャリパー
- 軽量・高剛性なモノブロック構造の対向2ポットキャリパーを装着。また、焼結パッドにより良好なブレーキフィーリングと耐摩耗性を保持。加えて軽量化のため、肉抜きタイプ・キャリパーマウントボルトなどを装着。キャリパーにはオフセットピストンを使用することでパッド面圧を均一にし、引きずりを最小限にとどめ駆動系のフリクションを低減、押し歩きの軽さに寄与している。
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メーターパネル
- ホワイトLED照明により、ブラックの文字盤にホワイトの数値や目盛りが浮かび上がる2連式メーター。また輝度調整機能は、夜間、輝度を明るく調整することで視認性向上に貢献する。発光指針のスピード&タコメーターは、ともに真下から振れ上がるエキサイティングな設定。パネル中央にレイアウトされた液晶表示パネルは3段表示で、それぞれ時計、フューエルメーター、オドメーター/ツイントリップメーターを表示する。※メーターパネルは撮影用に点灯したもので、実際の走行状態を示すものではありません。
フロントブレーキ&キャリパー
- 軽量・高剛性なモノブロック構造で、ブラックボディにアルマイト処理を施した異径対向4ポットキャリパーを装着。また制動力や耐摩耗性に優れた焼結パッドは、フローティング・ディスクローターの小径化にも貢献。シャープなコントロール性を実現している。
ディテール
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ブレーキレバー、クラッチレバーは5段階の調整が可能。メータースイッチ類も、操作性や節度感を大切にしている。クリアレンズのフラッシャーとスポーティな楕円型バックミラー。また、エンジンマウントブラケット、フットレスト、マフラーブラケット、チェーンケース、シフト&ブレーキペダルなどをアルミパーツとしている他、フラッシャーボディやメーターケースにはクロームメッキを施している。さらに左右両側とも固定できるハンドルロック、メンテナンスに便利なセンタースタンドに加え、グラブバーとリアサスユニットのマウント部にはボルト式荷かけフックだけでなく、後部には収納式フックを装備するなど、細部にいたるまで徹底した造り込みがなされている。
- 鍛造ピストン&浸炭コンロッド
- 独自の制御鍛造技術により、鍛造ピストンは金属組織がより緻密でバラつきが少なく、高強度かつ軽量。また、コンロッドは表面に炭素を浸透させて表面強度を上げる浸炭処理により、高回転・高出力に寄与している。
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